負けるが勝ち

日経平均3日ぶり反発、円高警戒で伸び悩む 　［東京　９日　ロイター］　東京株式市場で日経平均は３日ぶり反発。ポルトガルの国債入札が無難だったことなどからリスク回避の動きが一服、自動車やハイテクなど輸出株が買い戻された。ただドル／円の戻りが鈍く円高警戒感は払しょくされず、米株も小幅な反発だったことから、買い一巡後は伸び悩んだ。 　あすのメジャーＳＱ（特別清算指数）算出や１４日の民主党代表選挙を控え現物株の商いは薄い。東証１部の売買代金は９１２１億円と１兆円を割り込んだ。　 　東証１部騰落数は値上がり１１２８銘柄に対し値下がり３６９銘柄、変わらずが１５１銘柄。 　日米株ともに上値の重い展開が続いている。日経平均は期待された２５日移動平均線（９１６９円９２銭＝９日現在）まで戻れずじまい。「米ダウも２００日移動平均線がある８月半ばの高値水準で上値を押さえられている。為替市場でユーロが売られるなど欧州の財政問題が再燃しておりリスク警戒感は依然強いままだ」（みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏）という。 　ポルトガルは８日、総額１０億３９００万ユーロの国債入札を実施。落札利回りが急上昇したものの、比較的堅調な需要を集めた。ポーランドの国債入札も無難だった。米ベージュブックもここ数週間に成長減速の兆候が見られたとの認識を示したが、「ほぼ想定内の内容」（大手証券情報担当者）とネガティブには受け止められなかった。 　目先懸念していたイベントを通過したにもかかわらず、７月の独鉱工業生産指数が前月比プラス０．１％と市場予想下回るなどネガティブな材料もあり買いは乏しい。「ポジティブなニュースが出ても、あわてて買わなくてもいいとする投資家が多いようだ。メジャーＳＱや民主党代表選挙を控え様子見ムードが強まっている」（みずほインベスターズ証券・エクイティ情報部長の稲泉雄朗氏）という。 　　上値が重い相場展開のなかでは材料株に人気が集まりやすい。トレンドマイクロは買収提案を受けているとの一部報道が材料視され一時ストップ高となった。 　同社は９日、一部報道で買収提案があったことについて、本日現在において具体的な買収提案の事実はないとのコメントを発表した。一部報道にあった同社のエバ・チェン社長の買収に関するコメントは買収防衛策に対する基本姿勢を述べたもので、具体的な買収案件について述べた事実はないという。 　このほか、ＳＡＮＫＹＯ＜6417.T＞が後場に入り上値を伸ばした。９日昼に２０１１年３月期業績予想を上方修正したことが好感されている。パチンコ機やパチスロ機の販売が好調だという。 　（ロイター日本語ニュース　伊賀　大記記者）
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/stock_market/

「あずり貧乏」という慣用句があります。
一生懸命あくせく働いても貧乏から抜け出せない。
「あずり貧乏人宝」というようにも使う。

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