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市場規模500億円までに急成長中! ケータイコミックがマンガを救う?
市場規模500億円までに急成長中! ケータイコミックがマンガを救う?(サイゾー) - Yahoo!ニュース
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市場規模500億円までに急成長中! ケータイコミックがマンガを救う?
サイゾー6月16日(水) 16時53分配信 / 国内 - 社会
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document.getElementById('small').style.display = 'none';
document.getElementById('large').style.display = 'block';
document.getElementById('text').innerHTML = '写真を縮小する';
}else{
document.getElementById('small').style.display = 'block';
document.getElementById('large').style.display = 'none';
document.getElementById('text').innerHTML = '写真を拡大する';
}
}
document.write('写真を拡大する');
document.write("");
document.write("");
携帯電話の画面は、まだまだ小さいため、作品のアイコンやマンガのタイトルも直接的な表現のものがダウンロードされやすいという。
──2007年頃からダウンロード数を稼ぎ始め、着実にユーザー層を獲得、一般的な認知も高まってきている携帯マンガ。急成長を遂げた09年を境に、やや成長が鈍化傾向にあるというこのジャンルだが、今でも出版界の救世主とまで言われているが──。
読者の雑誌離れ、不況のあおりを受けての広告出稿量の減少などさまざまな要因により、近年ますます悪化の一途をたどる出版不況。特に、2月23日に発表された講談社の過去最大の赤字という決算概要は業界内外に衝撃をもたらし、出版不況がより深刻なものとなっていることを印象づけた。
また出版科学研究所の統計によると、コミック誌は1995年を、またコミック単行本は06年をピークにそれぞれの販売額は減少傾向にある。合計販売額についても、09年は18年ぶりに2000億円を下回る1913億円にとどまり、過去最大の落ち込みを記録。これまで出版業界を牽引してきたコミック市場も縮小傾向にあることが明らかとなった。
このようにどこを向いても悲観的なニュースばかりの出版業界だが、そんな中で唯一右肩上がり急成長を見せているのが、「ケータイコミック市場」である。
■不況の中、唯一気を吐く「ケータイコミック」とは?
「ケータイコミック」とは、読んで字の通り「携帯電話で読むコミック」のことで、一般的には大容量のデータ通信が可能な第三世代以降の携帯電話にコミックの画像データをダウンロードし、1コマ単位で読み進めるというスタイルが主流である。
携帯電話の小さな画面での表示に対する拒否反応や、すでに書店に並んでいる作品の再録ものが多いという印象から、一般的な漫画ファンにとっては手を出しづらい印象があるかもしれないが、実際には03年の登場以来急速な勢いで市場が拡大しており、世間でも徐々に認知されつつある。インプレス R&Dがまとめた「コミックビジネス調査報告書2008」によると、その市場規模は07年度でおよそ229億円ほどで、その後も成長を続けているという。また、「日経BPコンサルティング」の調査では、電子書籍市場の中で、PC向けコンテンツ市場が14%と減少している一方、携帯電話向けのコンテンツが86%と、圧倒的なシェアを保持していると指摘。日本で初めてケータイコミック事業を開始した、ビットウェイ社電子書籍本部の河田洋次郎氏は語る。
「携帯電子書籍市場の8割以上を占めるのがケータイコミック(残りの2割は、写真集や小説などのよみもの)なので、日本の電子書籍市場=ケータイコミックであるといえます。おそらく09年の時点では500億円ほどの市場に成長したのではないでしょうか。ただ09年後半頃からCPA(顧客獲得単価)の悪化からやや成長は鈍化傾向にあり、ケータイコミック市場は安定期に入り始めたともいえます。とはいえ、あと4〜5年のうちには600億円規模まで市場は成長するのではないかと予測しています」
およそ4700億円程度ともいわれる紙媒体のコミック市場規模から考えると、すでにケータイコミック市場はその10%相当の規模にまで達している。ビットウェイ社が運営する「Handyコミック」をはじめ、「ケータイ★まんが王国」、「コミックi」など人気のサイトが次々と誕生し、新たなメディアの出現ということで、ケータイコミック市場は出版業界から高い注目を集めている。
それにしても、なぜケータイコミックはここまで普及したのだろうか。国内初のPC向けの電子書籍事業については「電子書店パピレス」が95年にスタートしたが、今ひとつ普及しているとは言い難い状況であり、同社は昨年よりモバイル端末によるサービスもスタートさせた。
「PCは現在のところ机の前に座って読むという体勢を強制されてしまいますが、携帯電話だと自由な体勢で読むことができるためだと思います。実際に最もサイトへのアクセス数が増える時間帯は深夜で、おそらく寝る前に横になりながら読みたいという読者が多いからではないでしょうか」(河田氏)
紙媒体と同じように手軽に読める点が、モバイル端末を介したケータイコミックというメディアが受け入れられている理由のひとつだといえる。携帯電話という限りなくパーソナルなデバイスを使用したことで、意外な読者層を発掘することにも成功しているようだ。実際にケータイコミックを担当している某出版社編集部員も、このように語る。
「男性向けのHなコミックを読む女性が意外に多く、作品によってはユーザーの4割以上もの女性が、これらの作品をダウンロードしているというデータも出ています。書店で買って読むのが恥ずかしいという女性が購読しているのでしょう」
さらに、ケータイコミックならではの傾向としては、「あまり壮大な物語や大勢のキャラクターが登場する作品よりは、身近な題材で少数の人物を扱った作品のほうが人気がある」(同)という。というのも、「やはり小さな画面で物語を展開せざるを得ないため、背景や細かい舞台設定を書き込む余裕がなく、狭いシチュエーションで一対一の人間関係を描いた作品が人気」(同)なのだという。これも携帯電話という媒体ならではの傾向といえるだろう。
このようにケータイコミックの読者は、従来の読者とは異なる層なのだ。ビットウェイ社・河田氏は語る。
「書店やインターネットで新品のコミックを購入する読者というのは、実はコミックを読んでる人全体の、半分程度にすぎないと、弊社の調査の結果明らかになりました。それ以外の読者は、マンガ喫茶などで読んだり、"時間つぶし"のためにコミックを消費するライトユーザー層だと考えています。ケータイコミックは、こうしたライトユーザー層を少しずつ取り込むことで成長してきたといえるでしょう。今後も、こうした層の獲得には力を入れていきたいと考えています」
ケータイコミックというジャンルそのものについても同様で、従来のコミックとは別のジャンルだと携帯コミック編集者は語る。
「従来のコミックは、紙媒体という特性を生かした"見開き""ブチ抜き"といった表現が使われてきましたが、ケータイコミックはどうしても1コマ単位で展開することになります。そのため、既存のコミックの手法が通用しません。その代わり、画面を揺らしたり、バイブ機能を使ったりと、携帯電話ならではの演出が当たり前のように使われています。そのため、両者は全く別のメディアだと認識しています」
このように、いまやケータイコミックは、これまでとは異なった層に向けて独自の進化を始めた、新たなメディアとなりつつあるといえる。
■ケータイコミックの抱える問題点と今後の課題
ただ、急成長を続けるケータイコミック市場に問題点が全くないわけではない。
これまでは紙媒体で発表された作品の再録や、雑誌などでの活躍が難しいクオリティの作品でも受け入れられてきたケータイコミックだが、「読者の目が肥えてきたため、今後は絵のクオリティを上げつつ、オリジナル作品を作らなければいけなくなった」と、前出の編集者は語る。
その一方で、ケータイコミックで活躍するマンガ家は「この業界では、まだ紙媒体レベルの編集者が育っていない点が問題です」と語るように、増え続ける需要に対して供給する側の体制が十分に整っていない点が指摘されている。
また、先述の通り、ケータイコミックの市場拡大が鈍化し始めている点も懸念事項として挙げられる。これまで市場を牽引してきたのはTL(ティーンズラブ)、BL(ボーイズラブ)、H系コミックといった、ややアダルト寄りなジャンルである。そのため、mixiの年齢制限撤廃などに伴い、これまではSNS などで展開していたバナー広告が、打ちにくくなってきていると河田氏は語る。
ライトユーザーをターゲットとしたそれらのジャンルを中心に扱っている限り、これ以上の発展も難しいとも考えられることから、今後はさらなる一般向け作品の普及も急務とされている。
また、「現在紙媒体のコミック誌には、出版社が下請けの編集プロダクションに実際の制作を丸投げしているものも少なくありません。そのため、今後マンガ制作のノウハウを持った下請けのプロダクションがケータイコミック業界に参入するようになると、出版社抜きでビジネスが成立してくる可能性も十分に考えられます」と語る出版業界関係者もいる。
つまりケータイコミックの出現と発展が、出版業界に下克上をもたらすかもしれないのである。
「今後は、出版社というもののあり方が変わってくるかもしれません。今はまだ紙のほうがいいという読者が多いのですが、データで読書することに抵抗のない世代が増えてくると、印刷代がかからない、在庫が残らない、返本制度もない、いつでも買える、という電子書籍が主流となり、紙媒体は全く扱わないデジタル出版社が登場する時代も訪れるのではないでしょうか。そうなってくると、部数に関係なく、出版物の内容が純粋に問われるようになるはずです」(河田氏)
さらに、「出版社のほうでもコミック誌をすべてケータイコミックに移行し、人気のある作品のみを書籍化して売ろうという動きも出始めています」と、前出の出版業界関係者は語る。
世界的にもAmazon Kindle、ソニー・リーダー、iPadなど電子書籍に対応したツールが続々と登場しており、今後さらに普及していく流れを止められないのは必至であろう。そのツールが現状は、携帯電話というあたりが、いかにも日本らしいともいえる。
ケータイコミックが火をつけた電子書籍普及の波は、長引く日本の出版不況を救う福音となるのだろうか?
(文/有田シュン)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/computer/electronic_books/
「頭を撥ねる」という慣用句があります。
もと、興行師仲間の用語。他人の利益の一部を掠め取るという意味。
上前を掠め取る。ピンはねする。といった感じです。
いや〜いやらしい言葉ですねwww
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