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パナソニック220億円申告漏れ 所得隠しも7億円  総合家電メーカー「パナソニック」(大阪府門真市)が大阪国税局の税務調査を受け、平成21年3月期までの5年間で、海外子会社との取引などをめぐり、総額約220億円の申告漏れを指摘されていたことが1日、分かった。このうち約7億円は仮装・隠蔽(いんぺい)を伴う所得隠しと判断されたが、赤字と相殺された関係で重加算税は課されなかった。過少申告加算税を含め数億円を追徴課税(更正処分)されたとみられる。  関係者によると、パナソニックは海外子会社との取引をめぐり、通常の取引と比べて不当に安い価格で自社製品を輸出していた。この点について国税局は、価格の引き下げは子会社に対する不当な利益供与にあたり、価格差は「子会社への寄付金に当たる」として所得隠しと認定した。  しかし、この取引は、パナソニック自体が大幅な赤字を計上した21年3月期の取引に当たっていた。本来は重加算税を含めて追徴課税されるケースだが、税務上の赤字との間で相殺されたため、重加算税を含めて追徴課税は発生しなかった。  このほか、海外子会社との取引を中心に税務処理上の問題点が数多く見つかったが、国税局はいずれも悪質な仮装・隠蔽行為まではなかったと判断し、ペナルティーも過少申告加算税の対象にとどめた。  パナソニック広報部は「(国税局の)定期調査を受けたのは事実。一部見解の相違があったが、調査結果に従い対応した」とコメントしている。  パナソニックは20年3月期までの数年間でも、取引先にリベートをプールし利益調整を図ったとして、約1億5千万円の所得隠しを指摘され、約6千万円を追徴課税されている。  パナソニックは東証、大証、名証1部とニューヨーク証券取引所に上場し、資本金は2587億4千万円。平成22年3月期の連結売上高は7兆4179億円。21年3月期の最終損益は3789億円の大幅な赤字を計上、22年3月期も1034億円と2年連続の赤字になった。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/tax_evasion/

「言い勝ち高名」という慣用句があります。
正論を述べるよりも、喋りまくった者の方が勝つのだという
こと。仮にそれがいい意見でも、黙っていては通らない、
という場合に使う。

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