×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
イトカワの微粒子、12月にも本格分析始まる 発見なら月以外で世界初
小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還から4カ月半。回収されたカプセル内で多数の微粒子が確認され、本格的な分析が12月にも始まる。小惑星「イトカワ」の微粒子が見つかれば、月以外の天体の表面で採取した世界初の物質となる。分析チームは、ミクロの微粒子を最先端の技術で調べあげ、太陽系の起源に迫る大発見を目指す。(小野晋史)
【表で見る】分析の流れはどのように?
■回収作業は難航
はやぶさは平成17年11月、地球から約3億キロ離れたイトカワに2回着陸して試料採取に挑んだ。着陸ミスや装置の不具合などで当初予定の作業はできなかったが、着陸時の衝撃で舞い上がった表面物質が、カプセルに入っている可能性はある。
カプセルは相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所で開封された。内部の試料保管容器は複数の小部屋に分かれ、1回目の着陸で「B室」、2回目に「A室」を使った。容器の構造上、先に調べたのはA室で、最大で直径約100分の1ミリの微粒子が160個以上も見つかっている。
ただし、打ち上げ前に混入した地球物質の可能性もある。小型の特殊なへらで慎重に微粒子を回収し、そのまま電子顕微鏡で外観を観察したが、微粒子がどこで容器に入ったかの判断には、さらに詳しい分析が必要だ。今後、微粒子の約15%を選び、JAXA外で初期分析を行う。
上野宗孝・JAXAミッション機器系副グループ長は「試料は想定より小さく、回収に手間取っている。着陸時間は1回目が長く、イトカワの物質が見つかる可能性はB室の方が高いと期待している」と話す。B室の開封は10月末を予定しており、A室と同じ手順で微粒子の有無を調べる。
■1万分の1ミリ以下
初期分析の手法は3種類に大別され、鉱物の種類や結晶構造、同位体比などを詳しく調べる。最初に行うのは、大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県佐用町)などでの非破壊分析だ。放射光で微粒子が含む鉱物の種類を調べ、3次元分布を明らかにする。
続いて、電子顕微鏡と同位体顕微鏡による分析を同時並行で行う。そのため各微粒子は部分的に1万分の1ミリ以下の厚さで何枚かの切片にスライスされる。微粒子の3分の1程度をスライスして電子顕微鏡での観察に回し、残りの塊を同位体顕微鏡で調べる。
電子顕微鏡では断面の結晶構造などを分析。宇宙線の影響による表面の風化が見つかれば、微粒子がイトカワ由来だと判断する重要な手がかりとなる。
■中性子の数が鍵
一方、同位体顕微鏡(全長約7メートル、重量約10トン)による分析は北海道大で行う。微粒子にイオン(電気を帯びた原子)のビームをあて、はじき飛ばされた酸素などのイオンを秒速約500キロに加速。電磁石で、質量が異なる同じ元素(同位体)を区別する。
酸素の場合は、原子核を構成する陽子は8個で、中性子の数によって質量数(陽子と中性子の合計)が16〜18の3種類に分かれる。地球の物質に含まれる酸素は、同位体の比率がほぼ一定だ。
分析を行う圦本(ゆりもと)尚義・北海道大教授(宇宙化学)は「イトカワの物質は質量数16の酸素の割合が、地球の物質とはわずかに違うはず」と話す。
同位体顕微鏡では酸素をはじめ42種類の元素を分析。特に、現在の地球には存在しないとされる特殊なアルミニウムの有無も重要な判断基準になるという。
初期分析をまとめる土山明・大阪大教授(鉱物学)は「結果は一連の分析を経て確定するが、イトカワの微粒子があれば必ず見つける自信がある」と話す。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/hayabusa/
まぁ一般ピーポーの私達には直接関係のない話題ですよね〜〜。
そろそろ年末ジャンボ発売ですよね?ぜってー当てるぞ!w
PICKUP
四面楚歌(しめんそか)
レーシックの保険
レーシックで視力回復【高知】
盗聴は卑劣な犯罪
未公開株詐欺/詐欺被害を防ぐ
借金の悪循環に陥った時は
山口ひかり アイドル情報
税理士紹介 東京都千代田区
結婚式のプロフィールビデオ
黒糖焼酎 朝日
PR